ES ディスタントドラムス

バラ ディスタントドラムスに見る、日本人の心 

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色彩の変化が楽しめる、ディスタントドラムス

まるで、綺麗な和紙を広げたかのよう。。

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蕾は真っ赤(手前)、ベージュ色で咲き始め、

次第に薄いパープルピンクに変化。。

最後は、グレーのような色(中央)に。。

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開花の順番は、

1 濃いベージュとパープルのグラデーション(右中央)

2 やや明るいオレンジベージュとピンクパープル(一番上)

3 次第に、淡いベージュになり(一番下)

4 最後は、極薄いピンクパープルを帯びたグレー(左中央)

なんとなく、イメージ出来たでしょうか?

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蕾はこんなに鮮やかな赤

これが開くと、

色の七変化を遂げるのです。。

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もうすぐ開花しようという、蕾のアップ

よく見ると、

すでにグラデーションが始まっていますね。。

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様々な開花のシーンが、この一枚にぐっと凝縮されています。

同じ株とは思えないでしょう?

どの花が好きですか?

今年で2年目を迎え、初めて房咲きになり、

その本来の魅力にやっと出逢えました。

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咲き始めと咲き終わりが同居

このディスタントドラムスには、

渋い魅力がぎっしりと詰まっていると思います。

特に咲き終わりの、グレーがかったお花には

「この世の儚さ」までもを見るような気がします。。

色彩が次第になくなり、

散る間際のグレイ色のお花を見つめていると

せつない気持ちにさえなってきます。。

それはひょっとすると、

「侘び、寂び」の境地なのかもしれません。。

日本人の心の奥深くに

ずっとあるもの。。

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最後の、儚い姿の中に

禅寺のような風情を感じます。。

開花からの色の変化は早く

移ろい過ぎゆく時の、

無常観が辺りに漂う。。。

その昔、覚えた『平家物語』の冒頭部

祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理を表す

おごれる人も久しからず

只春の夜の夢の如し

その美しい響きに感銘を受け、

覚えたのは確か中学の頃かと思いますが

未だになぜか諳んじることが出来るのです。。

日本人が太古から温めて来た、このような無常観の美意識を

この米国生まれの花に見るとは

なんとも不思議なものですね。。

最後に株の開花の様子をご覧に入れましょう。。

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開花が始まった頃の株の様子です

後ろには、ミニバラチュチュが写っています。

そして翌日は。。

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このように艶やかな姿に変身

朝起きて、この姿を発見した時は

それは嬉しかったものです。

ちなみに、これは昨日開花した2番花です。

なぜか一番花よりも、ずっと多くの花を付けてくれました。

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おまけで、可愛らしい後ろ姿を。。

後ろ姿も和風な感じがしますね。

お着物を揃って来ているような、、

また和紙で作られたお花のようにも見えます。。

こんな風に色々と想像を巡らせてみるのも

薔薇を愛でる愉しみのひとつなのです。

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レトロなニュアンス色 

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微妙なニュアンス色が美しい、ディスタントドラムス

この芸術的な色に会いたかった。。(〃∇〃)

まるでチョコレート菓子のようです。

深まる秋と共にようやく

観ることが出来たグラデーション。。

ああ、ようやく納得のいく一枚が撮れた。。(ホッ)

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芸術的な渋さ。。

この色が見れらるまでには、相当な時間がかかりました。

なにしろ気温が高いと、あっという間に全開して

色も薄ピンクになってしまうからです。

いつまでもじっと飽きることなく眺めてしまう

このレトロな色が好き。(〃∇〃)

いつまでもこの色で咲いてくれたら。。。

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こちらは開花し始めたところ。。

なんだか可愛らしい幼子のようでしょ。

もうかわゆい子ね。。

香りはもの凄く甘い。。

いわゆる薔薇の香りとは全く違います。

ある本にはミルラ香と書いてありましたが

果たしてそうなのか。。

本物のミルラの香りは知っているけれど

ちょっと違うような。。

鼻にツンと来るほど濃厚で甘い香り。。

ハチミツの匂いに似ている気がします。

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こちらは9月中旬ごろ、あっという間に開いてしまった

ディスタントドラムス

まだ濃い色が残っていますが、

次第に薄くなっていきます。

それにしても、強健で病気知らずというのは

嘘ではなかったみたいです。

何しろ最初のマッチ棒状態からなんとか

枯れずに育ってくれましたから。

来年は期待出来るかも。。うふ。。(#^.^#)

 

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バラ ディスタントドラムス 真夏なのに初花

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ディスタントドラムス、初のお目見え

優しいお顔です。。

こんな暑い時期なのに

とうとう我慢出来なくて、咲かせてしまいました。。

ベージュ系の薔薇がどうしても欲しくなって

この子は5月28日にネットにて新苗を購入。。

ところが、まるでマッチ棒のような貧弱な苗が

届いて、ショック。。(>_<)(今までずっといい苗だったんです)

どうしようか、おろおろしていたけれど

よし、育ててあげようじゃないの〜!

と奮起して、蕾が出てきても全て摘出の日々。。

風で大切なシュートが折れたり、ああ、もう長かった。。

でも少しシュートも増えてきたし、

どんな花なのか見てみたかった。

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前日はまだ蕾だったのに、朝起きたら

もう全開状態に。。

きっと暑さのせいでしょうね。。

といっても寝坊するのも悪い。。(^_^;)

一番見たかったベージュ色の花はすでに

薄桃色になりかけていた。。

でもこれはまだ良い色が出てます。

少しベージュが残ってる。

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とにかく初めてのお花なので

久しぶりに薔薇の写真を撮る私。。

優しいふんわりとしたお花です。

癒されます。。

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なんとなく、薔薇というより、

牡丹みたいな花です。

アメリカの故バック氏が1985年に

作出した薔薇なんですけれどね。

当時は人気がなかったようですが

最近は大変な人気のようです。

やはりエコカラーだからなんでしょうかね。。

ベージュの薔薇には惹かれるものがあります。

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