ER モリニュー

モリニュー、ゆるりと香る

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またモリニューです。

観察の追加レポートがあるのです。

まず一つ目は、モリニューは切り花にして温かい室内に入れると

なんと別の香りになってしまう、ということ。。

これには、また驚きました。

15度前後の屋外では、絶妙の魅惑的なムスク香を放っていましたが、

20度以上ある、室内に入れたとたん、香りが変わったのです。

私としては残念なことに

なんとも熟し切った甘いフルーツのような香りになってしまった。。

これが悪いというのではないけれども、

折角のモリニュー独特の魅力が

台無しではないですか。。

という訳で、モリニューの媚薬的香りを楽しむには

いくつか条件があるということが分かりました。

*〜*

1 まず満開を過ぎるまで、香りを待つべし

2 温かい室内に入れてはいけない なるべく涼しいところで。。

*〜*

これで、ネットなどの色々なページを見て、

日本国内で、モリニューの香りが高く評価されていない

理由が分かりました。こういう条件があったのですね。。

つまり英国的気候に近いほど良いということなのかもしれません。。

とにかく満開を過ぎた後の、後半戦が強いです。

つまり散り際によく香るのですよ。。個性的な薔薇です。。

前半は目で美花を楽しみ、後半は鼻で香りを楽しむ。。

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こちらは、最初の紹介記事に載せたのと同じ薔薇

ということは、なんともう10日以上も咲いています。。

しかも驚くべきは、まだムスク系の素晴らしい香りが残っている!ということ。。

どうでしょう。イングリッシュローズにしては、かなりの花保ちです。

しかもまだ香るとは、大した物では。。

花保ちの良い理由としては、気温が低かったこともありますが

花弁の一つ一つが比較的しっかりしていて、

それなりに肉厚なんですね。。

これから、梅雨を迎えて、夏に近づいていく訳ですが

こうした変化にこのモリニューの容姿、色、香りは

どのように変容していくのでしょうか。。

これからも目が離せない薔薇です。

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媚薬のように香る、モリニュー

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またモリニューが開花しました。キュート。。

実は今、この子に夢中。。

香りを嗅いで見ると、開きかけのこの時点では

正直なところ、あまり香らず、ちょっと動物的な変わった香りがするだけ。。

う〜ん、これが賞を取った香りなんだろうか?

英国人と日本人との臭覚は違うのか?

それとも、気候のせいなのか?

と悩ましい日々。。

モリニューを無数ある薔薇の中から選んだのも

香りの賞を取ったというのが、

大きな理由のひとつだったからです。。

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そして数日が経ちました。

この連日は雨が続いて、気温がぐっと下がり、肌寒いくらいです。

このお花はもう5日間ほど開いていて、

もうすぐ終わりかなというところです。

最も美しい時期を過ぎて、

力尽きようとしているかのように見えます。。

まだ香るのかしら?と思って、

鼻を近づけてみて、驚きました。

咲きかけの頃とは全く違う、素晴らしい香りがします!

満開を過ぎてから、

しかも香りがずっと強くなるなんて。。

思わず、感動してしまいました。。

確かにムスク(麝香)の入り混じった、

夢に出てくるような、、

まるで媚薬のような、香り。。

これが、英国で最優秀の香りの賞を頂いた

フレグランスなのだ、と確信しました。

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こちらはオースティン氏著作の最新本「The English Roses」

私の宝物の愛蔵本です。英語版を買いましたが、英文が平易で読みやすく

何よりも写真が最高級のものばかり。。溜め息ものです。。

モリニューを調べますと、他にも賞を取っていました。

In 2000, the Royal National Rose Society awarded "Molineux"

a Gold medal, the president's Trophy for the best rose of the year and

the Henry Edland Medal for the best scented rose of the year

(ここで、勝手に和訳するのは、控えておくことにしますね。。)

ところで、モリニューには英国のフットボールスタジアムの名前が

付いているのですが、その不思議な理由も書いてありました。

モリニューは、Sir Jack Hayward 氏にちなんで付けられたそうですが、

彼は、モリニュースタジアムを拠点とする、

フットボールチーム Wolverhampton Wanderers 

の元会長さんだったのですね。。なるほど、納得です。

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一番奥のお花は、もう一週間も経っていますが、

まだ香しい残り香が。。

「 モリニューの魅惑的な香りを堪能するには、

満開を過ぎてから。。」

やはり大人の香りだからでしょうか?

この堪らない心憎さに、ああ、もうやられた〜!

と思い、思わず長〜い記事を書いてしまいました。。

我がベランダには強香種のいい香りの薔薇が

集まっていますが、ううん、このモリニューは

それでも特別かも。。

この種の香りは初めてだし、悩殺されちゃいました。。

嬉しいことに、低い気温のお陰もありそうですが、

花保ちもかなりいいようです。

それにしても、気温と香りとの関係もあるのかなぁと考え、

その後も観察を続けたいと思います。

薔薇は本当に奥が深いですね。。

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ER モリニュー、初のお目見え

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新顔のモリニューです! 待望の開花〜!

綺麗です!ものすごく鮮やかで、

周りがぱっと明るくなる感じです。

思ったよりも、オレンジが濃く出ています。

写真で見るよりも、実物の方がずっと綺麗な薔薇です。。


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  花びらの周りが、ギザギザしているのが分かりますか?

これが特徴みたいです。可愛いなあ〜。。

蕾はイングリッシュローズらしく、ころりんとしています。。

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  蕾はこんなに鮮やかなイエローだったんですよ。

香りが独特なんです。なんでもムスク(麝香)にティー系の香りで

英国王立バラ会で最優秀芳香の賞を受賞しています。

クンクンしてみて、今まで嗅いだことのない香りで

表現しがたいです。。シックな大人の香りと言った感じでしょうか。

薔薇というのではなく、別の何かの香りです。

初めてのお花で、まだそれほど香りは強くないです。

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一番目のお花は、こんなにオレンジ色が強く出て

なんとも綺麗な、元気の出る色です。

黄色から橙色へのグラデーションが美しいです。。

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この子が咲いてから、モリニューばかり観てしまいます。

中輪ですが、とても存在感があります。

ああ、モリニューにして良かった。。

ERには珍しい直立系のコンパクトな樹形であり、

ERの中では最も鮮やかな黄色だと言われている、モリニュー。

うちのベランダに、こういう薔薇が欲しかったんです。。

期待以上に満足の薔薇です。

秋以降はオレンジが強くなり、

夏になると、レモンイエローに変化するというモリニュー。

色の変化も楽しみです!

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