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三渓園2 鶴翔閣 御門 白雲邸 「臨春閣」

 <三渓園1の続き>

古い建物をご紹介します

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鶴翔閣 (横浜市指定文化財) 延床面積950㎡

1909年建築 原家の旧宅

2000年に復元完了、現在は貸出施設

茶会や披露宴、祝賀会などに借りることができる。

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楽室棟 音楽鑑賞したというお部屋

眺めが良く、癒される空間

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客間棟

横山大観、下村観山らが滞在したという。

岡倉天心の要請により、原三渓は

日本美術院の画家たち「三渓園グループ」を庇護する。

横浜にあるとは思えない 緑溢れる 静けさ

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下村観山が描いたという、臥竜梅 

外苑の南側、林洞庵の近くにある。

滞在中の下村観山が この臥竜梅をモデルに描いた

「弱法師」六曲一双の屏風絵

東京国立博物館所蔵の 重要文化財となっている。

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書斎棟 当時は大池が一望出来たと言う。

現在は、木が茂っているため、池は見えない。

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御門 京都東山の西方寺にあった薬医門 (横浜市指定文化財)

1708年頃の建築

内苑はこの御門から始まります。 貴重な古建築が多数ある。

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白雲邸 (横浜市指定文化財)

原三渓が1920年 隠居所として建てた。

19年間没するまで住んでいたという。

昔の電話室があった。室内はやや薄暗い。

南に面した書斎が、まるで昔の僧侶の方丈を思わせる造り

付け書院の原型とも思われる、窓に造り付けの長い机が印象的

ここで書きものなどをしていたのだろうか。

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漆のテーブルと椅子。

原三渓が創作したという。

椅子には畳が使われている、凝った意匠。

漆が艶やか 黒と朱の漆に金の装飾 高貴さが漂う

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内苑 一番の見所、「臨春閣」 (重要文化財)

数寄屋風 書院造り 3つの建物から成る。

1649年 紀州徳川家初代 徳川頼宣が別荘として建てる。

      有名な桂離宮とよく比較される。

1917年 移築 原家では「桃山御殿」と呼んでいた。

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   溜め息が出る程、建物からの景色が美しい。

    実に開放的な造りで、屋内でも爽やかな風が優しい

    どこからも極楽のような庭園の景色が眺められる

   自然の庭と建物が一体化している 日本建築ここにあり 

まるで絵巻物の世界に入り込んだようで、京都にいるような錯覚を覚えた。

京都二条城も、保存の為に閉め切っている あの窓を一斉に開け放ったら、

どんなに素晴らしいだろう。

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  第一屋 「瀟湘の間」

波をかたどった欄間、狩野派による ふすま絵が見事

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第二屋 「浪華の間」

欄間に和歌を書いた色紙を入れ、

その隙間に菊の透かし彫りが入っている。凝った意匠。

ふすま絵は「芦雁図」狩野永徳 作

贅沢この上ない。

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第二屋 「住之江の間」

住之江(大阪)の風景で飾られた床の間

螺鈿が見事なサイドボード

この貝は朝鮮からの戦利品と言われている。

「住之江の間」の後ろ廊下には、

殿様の手洗いと浴室がある。

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第三屋 上の写真左は二階への階段

club夏期に この御殿「臨春閣」はよく開放されているらしい。

関東にお住まいの方は 是非体験して欲しい

真夏でも広大な敷地の緑と大きな池のせいか、意外な程 涼しい

続きは、三渓園3にて。

 

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